こんにちは
ゆめタウン店の北野です。
毎日まだまだ暑いですね(^_^;)
今日は以前にお伝えした
前撮りについてのお話を
現在の状況を踏まえて、
再編集してお伝えしたいと思います。
前撮りについて
現在の振袖の予約に関する状況
令和５年９月現在の振袖さんのお支度状況は
令和７年成人さんがメインでご来店くださっており、
早期の令和８年成人さんがちらほらと、
そしてあと半年後に成人式を控えた
令和６年成人さんが駆け込みで
ご来店くださっているという状況です。
令和６年成人さんは今年の２月から
前撮りが始まっており、
年内１１月の撮影が最後になりますが、
毎回ご参加のお嬢様やご家族様に
素敵な思い出を残していただいております。
ご家族様との家族写真を
残していただけるほそみの前撮りは、
ご家族皆様にできるだけお集りいただき、
なるべくお母様にはお着物を着ていただけるように
お願いや準備をしています。
大切なご家族の記録を残す
意味合いも強い振袖さんの前撮りですが、
なぜ成人式では前撮りをするんだと思いますか？
いや、せっかく振袖を着るんだから
写真撮らなきゃもったいないでしょ！
今や携帯でいつでもどこでも
写真や動画が撮れますし、
機能といったら日々進化していて
素人でもプロみたいな写真が撮れますから
いい記念だし写真は撮っておこう！
でもせっかくだったらプロにお願いできる
前撮りには参加しておこう！
となりますよね。
でも当日でもいいんじゃない？
なぜ前撮りとして
わざわざ時間を作らなきゃいけない？
せっかくなら！だけではないですよね。
昔（私が成人式を迎えた四半世紀前くらい・・・）は
成人式当日に写真館で写真を撮るのが主流でした。
慣れない着物（しかも振袖）で
成人式会場へ行って、
市長のあいさつをじーーーっと聞いて、
友達と夜ごはんを食べに行く前に
家族に迎えに来てもらって、
近所の写真館で５枚くらいでしたか
写真を撮りました。
立って～ 座って～ 「ハイ、終わりましたよ」
まるでレントゲン撮影みたいですよねwwｗ
吐いて～ 吸って～ ハイ、息止めて～
「ハイ、終わりです」
技師さんの姿が目に浮かびますwww
写真も立ち姿と座り姿の２枚、台紙アルバムでした。
両親と祖父母は
「ええなあ～ べっぴんさんや
ええ見合い写真やでぇ」と言っていましたが、
本人は
「あーあ いつも通り写真映り悪いし
見合いなんかするかいな」と
心の中で思ったものでした。
きっと今現在でも当日の
写真撮影を希望される方は
いらっしゃると思います。
枚数や撮影ポーズこそ昔とは違って
何枚も撮ったり、
２ショットだけなんてことはないと思いますが、
昔からお世話になられている写真屋さんで
記念撮影なんてとても素晴らしいですよね！
こうして家族の歴史が作られていくわけです。
でも現実は・・・
あれよあれよという間に迎えた式当日、
早朝に起きて美容院でお仕度をしてもらい
昼からの成人式に出て
写真屋さんへ行って撮影をして
帰って振袖を脱いで
そのまま友達と朝まで遊びに行く
で、早朝帰って夕方まで寝る・・・
という感じですかねｗｗ
それじゃダメなの？？？
いいえ、ダメではありません！
それも写真を残すひとつの形です。
ではどうして 今
前撮り（1年前に撮影すること）が
主流になっているのでしょうか。
それはなぜなのでしょうか。
結婚式でもそうですよね
事前に前撮りをするカップルはとても多いです。
「よく考えたら何で早くしないといけないの？」
その答えは・・・
家族の絆と子を思う家族の想いにあるのです。
ではまず、前撮りをするメリットを考えてみましょう。
お嬢様が着物に慣れる予行演習として
現代のお嬢様で着物を何度も着たことがある
または自分で着物が着られるという方は
とても少ないというのが現状です。
それは振袖を見に来られたときの反応でわかります。
「着物って着たことある？」と聞くと
「七五三の時に着ました」という方が80％くらいです。
うーん、それはほとんど覚えていないな・・・
まあ経験値としては「あり」の方で・・・
「それ以来着たことない？浴衣は？」と尋ねると
「あー 浴衣も着物なのかぁ それはあります」とか
中には「着たことないです」という子も増えています。
そんなお嬢様方が振袖を着るのです。
成人式当日にたくさん着物や襦袢や帯を締めて
あちこち行ったり 立ったり座ったり。
ガニマタ歩きはやめてね、おしとやかにね・・・
といったところで
慣れていないのですから歩くのだって
難しい！ですよね。
なので前撮りがあると
予行演習を兼ねていただけるのです。
もちろんお写真撮りですから
本番には間違いないのですが、
長時間外をうろうろする訳ではないし
撮影時はポージング係が
つきっきりでお世話するので
安心してご参加いただけますよ。
きもののほそみでは
座る時の注意点や車の乗り方など
普段とは違う所作が必要になってくる
着物姿での立ち居振る舞いを
前撮り時にお伝えするようにしています。
特にトイレの行き方なんて
レクチャーがないと
どうやって行くの！？(ﾟдﾟlll) ですよね。
着物を着たことがないお母様ですと
お嬢様に教えようにも・・・困ってしまいます。
ゆとりを持って行動する
成人式当日は時間との闘いです。
成人式の時間は決まっているので
お支度時間は予約制、
撮影は成人式前か終了後になります。
式に遅刻！！なんてことにならないように
写真屋さんもご家族様も細心の注意を
払っておられますが何が起こるかわかりません。
別日ならゆとりを持って行動できます。
ご成約のときに決めた小物コーデも
時間の経過とともに
これじゃないのがいいかも・・・
と思い始める子がいます。
それが前撮り前なら
余裕を持って再検討できたりします。
また、前撮りは一生残る写真だから
それなりにきちんとした雰囲気で撮りたい。
でも成人式は私の２０歳のお祝いだから
当日は髪色明るくして～
髪飾りも変えて～
友達とハッちゃける！もちろん写真も撮る！
という場合も
前撮りがあるからこそできること。
なので前撮りの方がお嬢様にとっては良いのです。
ご家族様との時間を大切にする
前撮りですとご家族様とのかけがえのないお時間を
取っていただく事が出来ます。
成人式当日はお嬢様とお友達の時間を
大切にしていただき、
前撮りでは今まで育ててくれたご家族様と共に
貴重な時間を過ごすことができます。
ご本人様のお写真撮りはもちろんですが、
ご家族様との写真撮影もできます。
ほそみでは前撮りをしており、
成人式当日の撮影はしておりません。
家族の絆を深めていただくために、
前撮りをしています。
ご家族写真の撮影もさせていただいています。
そして、お母様にはできれば
お着物でのご参加をお願いしています。
（強制ではありません）
なぜなら、
着物姿で家族の行事に参加するという機会が
昔に比べてめっきり減っているから。
だからせっかくの機会ですから
普段眠っているお持ちのお着物を引っ張り出して、
母親として胸を張って
写真を残していただきたいのです。
お誂えになられたお母様のご両親様も
丹精込めて揃えた着物を娘が着てくだされば
とてもお喜びになられます。
次にお着物姿で家族と記念撮影できる機会は
家族のどなたかの結婚式くらいですよ？
仰々しくしたくないの と言われれば
そうかもしれません。
でも過去の写真を見てみてください。
ここぞ！というときは
着物姿で写真に写っていませんか？
世界に誇れる民族衣装です。
逆にそれが着られる
貴重なチャンスなのです（残念な言い回しですが）。
前撮りならそれが可能です。
お母様が着物を着られる場合は
コーディネートやメンテナンスなど
ゆとりを持って準備することができます。
おばあちゃんも着物で参加する！
というご家族様も多いです。
祖父母様や兄弟が集まって
お嬢様のハレの日を祝うことができます。
ぜひ家族の時間を大切にしてみませんか？
一生に一度しかない貴重な時間です。
ゆっくり準備して前撮りで家族の絆を深めませんか？
という訳で
成人式当日の撮影よりも
前撮りの方がよいということで
前撮りが多いのです。
ご家族様に合った方法でぜひお写真を残してください。
ほそみでは家族成人式と銘うって
成人式当日の撮影はせず、
すべて前撮り（もしくは後撮り）をしていますので、
そのお手伝いはいつでも！させて頂きます！
これからお写真撮りをされる方も
お気軽にご相談くださいね！
今回は長くなりましたが、ここらへんで・・・
では、またっ！！ヽ(´▽｀)/
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心よりお待ちしております。
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