こんにちは!きもののほそみゆめタウン店の藤森です。
先日、京都へ行って来ました。
振袖がなで高いのか?
着物がなぜ高いのか?
について書きたいと思います。
こちらの絞りの振袖については後ほど書きます。
まずは「絹」
私の小さい頃、祖母がお蚕さんを、少しですが、育てていました。
そこから糸にして白生地を作ります。
その糸も 国産・ブラジル・中国など、色々な国の物を使われます。
丹後ちりめん 振袖はほとんど、この生地を使っております。
まず「絹」「白生地」が一つの要因です。
京都のある染の工房を見せて頂きました。
ちなみにこちらは、色無地の反物なので、13.5メートルくらいです。
白生地を水に濡らして、ハケで染めていきます。時間との勝負で遅いと色ムラが出来たりするそうです。
だいたい、10分くらいて下染めをするそうです。
ちなみに今ハケを持たれている職人さんはこの道一筋59年だそうです。
先輩に教えて頂いたところに工夫して、少しずつオリジナルになっているそうです。
右手の親指が変形していてハケをしっかりと抑えられる形になっていました。
色々な暈しの仕方も教えて頂きました。
スピードとムラが出来ないようにするのが大変なようです。
色々な要望にも答えてくれます。
また、この工房の中にはエアコンはなく、窓を閉め切って作業するそうです。
また、この日は雨が降っていましたが、湿度によっても色合いが変わったりするそうなので、
長年の経験が必要な仕事だと思いました。
この後、実際に染の体験もさせて頂きました。
続いては悉皆屋さん
実際に着物のシミ落とし、色掛け、柄足しなどの作業をしています。
この道一筋53年の職人さんです。
ママ振のしみ抜き・色掛け・柄足し・金彩加工をして頂いています。
京都でもベテランの職人さんが減ってきています。
悉皆屋さんは経験がものを言う仕事で
どれだけの数を加工をしたかが全てだそうです。
あとは横の繋がり仕立てする人・紋洗い等、それぞれの専門の方にお願いしながら
仕事をしていくそうです。
柄に色を入れています。
ブラシで汚れおとしをしています。
我々は絶対にしません。
最後に一番初めの絞りの振袖です。
このように絞ってから糸を抜きます。
だんだんと貴重になっていきます。
今回は京都への工房見学に行ってきました。
なぜ着物が高いのか?
なぜ振袖が高いのか?
少しは紹介できたと思います。
是非、一度きもののほそみへお越し下さい。
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