皆様こんにちは（´∀｀）

ゆめタウン店　北野です。

昨日一昨日と舞鶴店での前撮りに参加してきました！

台風一過の秋晴れのもと、

21組の来年成人のお嬢様の晴れ姿を

ご家族様と一緒に楽しませていただきました！

掲載OKを頂いたお嬢様方の

素敵なお写真を少しだけご紹介します！！

皆様　とっても可愛くて可憐で華やかで、

お選びになられた振袖がとってもよくお似合いで、

ご家族皆様同様、スタッフ一同

「ホーッ」っとなってしまいました(*ﾟ▽ﾟ*)

年内の前撮りはあと6回。

舞鶴店・ゆめタウン店の両店スタジオと、

赤レンガでのロケーション撮影会があります。

前撮りをお考えの令和4年成人さん！！

まだ少し空きがありますので、

まだ大丈夫かな？とお思いでしたら

お尋ねくださいね！

振袖や前撮りのご相談・ご来店予約はこちらから　

 

さて！

今日はみんなの振袖選びの様子についてお話したいと思います。

年間150組の振袖さんのお世話をさせて頂いております

きもののほそみ　ゆめタウン店ですが、

振袖プランとしては

購入・レンタル・ママ振・スタジオパックと

おおまかに４つのプランを取り扱っております。

購入の人っているんですか？と

たまにお母様がお聞きになられますが、

（お母様にしたら着物って保管のことも全くわからない。

カビ生えたら困るし、着るたびに畳んだり洗濯に出したり大変そう。

同世代のお母さんってどうしてるんだろう？

買う人っているの？という意味でお尋ねになられます）

ご安心ください。

購入されるお宅はまだまだおられます！

主に一人っ子さんや、姉妹（２人・３人など）さんに多いです。

振袖を持つ喜びを知っておられるご家庭や

好みがそんなには大幅に違わない姉妹さんのお宅は

振袖を見にこられる際、姉妹さんも伴っていらっしゃいます。

それぞれの好みを取り入れつつ、妥協点も見出して

「着たい！　もしくは　これなら着てもいい（(笑)）」の振袖を選びます。

それぞれレンタルに費用をかけて、手元に何も残らないより

トータルで考えると

お安くつく場合もあったり、大好きな柄の振袖が何度も着られる

満足度の高さ！が購入のよいところです。

そして今多いのがレンタル。

着物は持ちたくないし、いろんな振袖が着たいお嬢様にはもってこい。

前撮りと成人式はこの振袖で、卒業式は違うのが着たい！

結婚式に行く時はまた別の振袖を着たい！という欲張りさん向きです(笑)

当店では仕立上振袖レンタルと

今期最新柄の購入用振袖をレンタルできる

ファーストレンタルの２種類があります。

どちらもレンタルですが、

ファーストレンタルの方が気持ちお値段+αの印象です。

振袖選びの際はどちらもご覧頂きます。

そしてママ振さん。

おうちにあるお振袖を使ってご準備される方です。

分かりやすく「ママの振袖を使うから”ママ振”と言っていますが、

お姉様の時に購入した振袖を使う「姉振」

叔母様の振袖を使う「叔母振」

いとこの振袖を使う「いとこ振」

友達の家から借りる「友達振」など

総称して「ママ振」と呼んでいます。

ママ振さんに多いのが

帯揚・帯〆・重ね衿を新しくしたり

上記小物と帯もレンタルして変えるパターンです。

帯を変えるとおおよそ小物も変更することが多いです。

同じ振袖と帯を使っても

小物を変えるだけで印象がガラッと変わるのが

ママ振さんの醍醐味です！

スタジオパックは成人式には出ないけれども

お写真撮りはしておきたい方にオススメのパックです。

基本的に振袖のみ選んで頂きます。

なんと言ってもレンタル用振袖選びたい放題で料金均一！！

どの金額の振袖を選んでも

スタジオパックの料金のみですので、

より豪華で高額な振袖を選んだ方がお得です！？

もちろん鏡の前で似合うかどうかの顔映りも

しっかり確認していただけますので、ご安心ください。

というように

振袖選びには一応４パターンの状況が考えられる訳ですが、

ここからは私が経験したお客様の振袖選びへのアドバイスを

具体例を上げてご紹介しようと思います。

• 優柔不断さんは「見ない」

こう書くと語弊がありますが、

要は「たくさん見過ぎない」ということです。

何年か前に２人姉妹の長女さんが

お母様と３人でご来店くださいました。

最初はそんなに優柔不断な感じはしていなかったのですが、

着てみたい色がまず多かったので、

ご希望の色と雰囲気の振袖を各色２枚づつお出ししました。

羽織ってみると何枚かは気に入られたので、

ではここから絞っていこうとなったのですが、

今ある何枚かも嫌いじゃないけど、他のあるかも・・・と

他の振袖に目が行くのです。

なら気になるのを持ってきてまた羽織ってみる？とご提案し、

何枚かご本人に選んでもらおうと思ったのですが、

本人は何が似合うかわからないので全部着てみたいと。

あれもこれも・・・３０枚以上は着たと思います。

そして「うーん、どれがいいのか分からない」《ﾟДﾟ》

そりゃあ　分からなくなると思うよ・・・。（心の声）

これはあんまり良くない例です。

優柔不断さんはまず着物のコーディネートというより

着物自体が「？」なので、

自分で決めようと思っても難しい。

そしてもっといいのがあるかも？と思いがちなので

たくさん見て、余計に迷ってしまいます。

決めておくべきは着たい振袖の「色」と「柄の雰囲気」です。

色も柄も「分からない」状態で見に行くと

それこそ　全部見る！　→　羽織る！！　→　で、疲れる！！！　→　嫌になる

の「負の連鎖」にハマってしまいますのでご注意を。

この方の場合、結局一番初めにいいなと思っておられた

「白」の振袖をご購入されました。

午前中から夜までかかったと記憶しています。

妹さんもその振袖を気に入ってくださって、

ご自身がご成人の際も、小物のコーディネートと草履バックを変更されて

着用してくださいました。

実は成人式が終わって１年かそのくらいでご結婚されたので、

もう振袖は着られません(´▽｀)

今となっては、最高に迷った振袖選びだったなーと

お会いするたびに笑い話となっています。　よき思い出です（´∀｀）

• 「なんでもいい」は「なんでもよくない」

たまにおられるこのタイプ。

こちらが質問で、どんな色が着たい？　　　「なんでもいいです」

（そっかー）じゃあ柄はどんなのが好き？　　「特にないです」

（困ったな）嫌いな色はある？　　　　　　　「なんでも普通に好きです」

（どうするかな）雰囲気はどんなのが好み？　　「似合えばなんでもいいです」

振袖選びにあまり乗り気じゃないんですよね。

振袖を着なきゃいけないことは分かってるけど、

どんなのがあるのか　どれが似合うのか　色とか　柄とか

「特にない」から聞かれても　分からない。

この方には私の独断と偏見で

こんな感じが似合いそうなお嬢様だなーと

ある振袖をご提案しました。

すると１枚目であっさり　「じゃあ、それで」。

「えっ！？！？」っと言ったような気がします(笑)

お母様も「ほんとにこの子、好みとかないんです」と言われてましたが、

もう決めちゃうの！？っという感じでした。

でも、そんな他人の決めた振袖を選びもしないでいいなんてことはないと思ったので、

更に数枚お出しして、羽織ってもらったら

ほらやっぱり～！

「この中ではこれがいい」と１枚の振袖を選んでくださいました。

よし！いまだ！！とばかりに、

じゃあ帯は～？これ？これ？それともこれ？？

小物はこの色？こっち？これかな？　っとコーディネートをすると

「これがいい」とか「これは嫌」と選んでくださいました。

そうなんです。

「なんでもいい」なんてことはないんです。

だからどんなのがいいかわからない方や

特に好みのない方やこだわりのない方は、

一度、店に足を運ぶ！

のが一番いいですよ。

考えていてもわからないままで、進まないですもん。

一番お似合いで気分も上がる振袖を選んで頂くことが

私たちの仕事ですから

どうぞお気兼ねなく、ゆめタウン店にご相談くださいね。

振袖選びのご相談・ご来店予約はこちらから

さて今回のお話はいかがだったでしょうか？

なんだか書いてる私も思い出に浸れて

思いの外、面白い記事になったような気がします。

振袖選びはご本人様もご家族様も

「これ！」といった決め手があるものではないので、

迷われることも多いと思います。

他のみんなはどうしてるの？という疑問はあると思います。

ちょっとづつですがそんな余談も交えつつ、

またブログを書いていこうと思っておりますので、

どうぞまた次回も読んでくださいね！

それでは　また（´∀｀）